学力が足らず、経済面でも余裕のない中で
憧れのフットボールチームに入るために
なんとか大学に進学しようとする青年の話。
子供の頃からの夢を叶えるべく
ひたすらに努力する有言実行の姿は応援したくなるが、
がんばったことで実力が上がって認められるというより
奮闘する様子に同情されて優遇してもらう展開が多く、
やや腑に落ちない部分があるところが残念。
主人公の力になろうとしてくれる
周囲の人たちの温かさはグッとくるが、
努力と意欲ばかりで成果が伝わってこないせいで
映画としてはそこまで感情移入することができなかった。