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聖地には蜘蛛が巣を張る

イスラム教の聖地として知られる
イラン北部の街マシュハドにおいて、
娼婦ばかりを狙った殺人を繰り返す男と
事件を取材する女性ジャーナリストの話。


連続殺人犯の正体は序盤から明かされているため
謎を暴いていくようなミステリー要素はなく、
危険な状況に踏み込んでいくジャーナリストと
殺人に対する倫理観を題材にしたサスペンスとなる。


娼婦への嫌悪感があまりに強いせいで
殺人鬼への恐れや非難が弱いという独特の感覚は興味深いが、
この内容で2時間近くというボリュームはかなり退屈だし、
モヤモヤする終わり方なのも消化不良な印象。


せめてもう少しテンポよく描いてくれればよかったが、
独自の国民性や宗教観を味わうにしては
中身が薄くて残念な作品だった。