脱獄した男が8歳の少年を人質にとって逃亡する話。
母子家庭で育った少年が
脱獄囚に父親の姿を重ねていくところが見どころだが、
ストーリー自体はそれほど濃い内容ではないため、
人によって価値を感じるかは大きく分かれるだろう。
登場人物たちは魅力的だが、必要性のない展開ばかりが続くので
観終わった後は「結局、何の話だったのか」という印象が残った。
名作映画とされているが、個人的にはそこまで響かない内容だった。
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