テレビ番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の1コーナーとして始まり、
誰にもわからないようなマニアックな物真似を芸人や一般人が披露する企画。
舞台にはスイッチによって下へと落下する穴が仕掛けられており、
元々は物真似の意味が伝わらなかったときに落とされるルールだったが、
徐々に落ちるタイミングも含めて芸の中に組み込まれるようになった。
ほとんどのネタが、誰も本物を見たことがないようなマニアックなものなのだが
「たぶん似てるんだろうなぁ」という笑いと、
「なぜそんなものを真似ようと思ったのか」という笑いが生まれ、
これが非常に面白い。
このコーナーで見せた一芸から火がついた芸人も多く、
今となってはあちこちでさんざん見たネタが
新しい芸として紹介されているのも新鮮。
第1回から第3回ぐらいまでは企画がまだ安定していないが、
それ以降は一気に方向性が定まり、常に期待通りの面白さが味わえる。
1枚のDVDに複数回の放送分が収録され、
テレビ放送時にあったCMも省かれているので
異様なテンポの良さでどんどん観てしまう。オススメ。
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