傷心のシンガーソングライターと
落ちこぼれの音楽プロデューサーが出会い、
デビューを目指して地道な活動をしていく話。
回想シーンを何度も挟みながら展開するストーリーは
結局のところあまりパッとしない内容で、
ダラダラと女々しい主人公は魅力を失っていく。
肝心の歌も曲調が似たり寄ったりで代わり映えせず、
せっかくだからもっとバラエティに富んだ歌が聞きたかった。
2人が出会う冒頭のシーンは素晴らしかったが、
それ以降は期待したほどのカタルシスがなく、
最後まで盛り上がりに欠ける印象だった。