同名のマンガを実写化したもので
「もしかしたらセックスできていたんじゃないか」というエピソードを
3人の審査員が判定する話。
運悪くセックスに至らなかったものの
あと少しのきっかけでうまくいったのでは、という夢を思いながら
遠い昔を振り返るという独特のバカバカしさがあり、
原作に忠実に映像化された回想シーンが面白い。
ただ、マンガに比べて回想後の考察や検証の時間が長く、
いろいろな理屈を持ち出してダラダラと引っ張る展開は
やや冗長的に感じられた。
一般的な恋愛ものとはまた違った作風で、
失われたチャンスに思いを馳せるロマンが楽しめる。
【関連作品のレビュー】
やれたかも委員会(マンガ)