驚異の歌声で人々を魅了するロックシンガーと
か細い声で歌うストリートミュージシャンが出会う話。
個性的なキャラクターで序盤は期待させてくれるが、
展開が進むにつれてどんどんつまらなくなっていく。
要所要所に設けられた笑いは狙いすぎていて滑り気味だし、
話の方向性が見えなくてストレスがたまる。
イカれたロックシンガーのおかげで
弱気だったヒロインが成功していく、という筋書きで十分なはずなのに
いろいろな要素を詰め込みすぎて意味がわからなくなった印象。
迷走するばかりのストーリーで何が面白いのか理解できなかった。