飼っているハムスターの行動や反応を
4コママンガで描いたもの。
ペットを題材にしたコミックエッセイは珍しくなくなってきたが、
本作は1988年に連載されていたものなので
こういったジャンルの中では相当に古株と言える。
日常のちょっとしたやり取りを観察日記のように描いており、
ハムスターの無邪気さと作者の愛情が伝わってくる。
ハムスターの扱いが妙に雑な場面があるが、
笑いのために誇張しているのだと思いたいところ。
ペットとの生活を描いた先駆けの作品で
淡々とした独特の雰囲気かあるが、
ハムスターに興味がある人ならまずまず楽しめる内容。