大地主に仕える使用人の青年が
主人の結婚話に振り回される話。
日本で一番売れたインド映画ということだが、
1995年の作品ということもあってか
やたらと雑なカット割りや効果音が目につき、
そこまでの面白さは感じられなかった。
ミュージカルというよりも、盛り上がった場面で
唐突に集団ダンスが挿入される印象で、
筋書きはまずまずだが、
全体的に長すぎて激しい中だるみを感じた。
登場人物も見分けがつきにくく、
特に2人の花嫁候補は最後まで区別できなかった。
当時はこのクオリティにインパクトがあったのかもしれないが、
すでにかなりの良作インド映画が生まれているので
今あえて本作を観る必要はないように思う。