理屈っぽいニートの男性が
同居する母親や姉一家とやり取りしていく話。
設定上はニートである主人公が
家族中から槍玉に挙げられる話に思えるが、
なんとも堂々と暮らしている様子が斬新。
家族とモメるたびに自分の主張が認められるよう
独自の理論を展開していくところが面白い。
ニートという弱い立場のはずながら
物事の核心を突いた理屈にグッとくる部分もある。
キャスティングが素晴らしく、
どのキャラクターも非常にいい味を出していて
不思議と家族愛が感じられるところも醍醐味。
どのエピソードも後味がよく、
1時間枠に2話構成ということもあってテンポよく観れる。
年代問わず楽しめる意外な良作。