アメリカ海兵隊として訓練される新兵たちと
彼らが派遣されたベトナム戦争の様子を描いたもの。
汚く罵られながら訓練を重ねていく前半は
非常に見応えがあって面白かったが、
実戦配備された後半は
戦争の虚しさも勝利の喜びも感じることができず、
何を目的とした内容なのかつかめなかった。
スタンリー・キューブリックの監督作品ということもあって
非常に有名なタイトルではあるものの、
そこまで話題になる価値を見出すことができず、
特に後半に関しては他の戦争映画の方が得るものが多いように思えた。
映画を娯楽ではなく芸術ととらえる人向けの作品。