テレビアニメで人気だった「シティーハンター」シリーズの映画版で、
依頼者の護衛をするうちに武器商人の存在に気づく話。
テレビ放送していた頃から実に30年、
最後の劇場版から数えても20年という年月が経っているが、
当時のファンたちに向けた映画作品となっており、
キャラクターたちの懐かしいやり取りに加え、
耳に残るテーマ曲が散りばめられている。
当時見たような場面と代わり映えのしない筋書きが
むしろファンたちの期待通りいった感じで、
「このノリが見たかった」という想いに満たされる。
すべての要素をファン向けに絞り、
初見の人には一切配慮しないという大胆な造り。
絵のクオリティが安定しなかったり、
声優の老いを感じる部分はあるが、
テレビアニメ版に夢中だった人なら満足できる内容。
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