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蜜蜂と遠雷

業界全体から注目されるピアノコンクールで
若者たちが競り合う様子を描いたもの。


ほぼ全編がコンクールの映像になっており、
予選から本戦までを描いていく。
ただ、出場者たちの人物像や背景が伝わってこないので
誰にも感情移入できないまま話が進んでいく印象。


ピアノの世界に詳しくないからかもしれないが、
各演奏のどういうところに優劣があるのかもわからず、
うまく弾けたり弾けなくなったりする理由も
イマイチ理解することができなかった。


ただコンクールの様子を仰々しく撮っただけにしか見えず、
どこに面白さを感じればいいのかわからない作品だった。

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