市街地に拡散された致死性の高いガスから
なんとか逃げようとする話。
地上から徐々に上がってくるガスから逃げるため、
かつて山岳サークルで活躍した主人公が
より高いビルを目指して逃げるという設定は面白いが、
肝心のクライミング技術を発揮する場面がほとんどなく、
ただ頭の悪い言動を続ける主人公たちにイライラした。
ストーリーとしても観ていて冷める展開が多く、
なぜ主人公2人が都合よく
世間から注目されるのかも腑に落ちなかった。
登場人物に感情移入できず、
緊迫感も伝わってこないデキの悪いパニック映画。