地味で冴えない女子高生が
実は小国の王位継承者だったことが明かされる話。
周囲からからかわれる存在だった女性に
急にスポットライトが当たるという
王道的なシンデレラストーリー。
アン・ハサウェイ演じる主人公は
よくある女子高生像にはなっているが、
割と感情的で雰囲気に流されやすいので
キャラクターとしての魅力は低め。
プリンセスであることが明かされたあとも
あまり周囲の態度が変わらないので
それほどスカッとできる爽快感もなかった。
シンプルな設定であっても
もっと面白くできたように思えるだけに、
期待したほどの気持ちよさを味わえなかったのは残念。