アルベルト・アインシュタインの提唱した
特殊相対性理論と一般相対性理論について解説したもの。
名前は聞いたことがあっても
どういう理屈なのかをきちんと説明できなかったが、
本書は冒頭から非常にわかりやすく、
読者が感じる疑問を先回りしつつ
今までの概念を覆した相対性理論のすごさを味わわせてくれる。
計算式や専門用語がほとんど登場しないため、
本書を理解するための前提知識がいらず、
ひとつひとつの説明が長すぎないので読みやすい。
相対性理論の大まかな意味と
時間や空間、光や重力の不思議な性質が垣間見れる1冊。