建設工事の現場監督を務める男性が
高速道路を運転しながら
いろいろな人たちと電話をする話。
主人公1人しか登場しない作品で、
全編にわたって車の運転席のみで展開され、
すべての会話が電話で行われる。
斬新な作風ではあるものの、
画面が代わり映えしなさすぎて退屈だし、
情報が音からしか入ってこないので
ひたすら状況を想像するしかなくて疲れる。
登場人物のほとんどがヒステリックな状態なので
やり取りを聞いているとイライラするし、
特に大した山場も結末もないので見応えがない。
この内容なら映像作品である必要がまったくなく
ラジオドラマのようなもので十分だし、
ストーリーとしても何の面白みも感じられない作品。