アメリカのテレビゲーム市場について
1970年代に大流行したAtari 2600から
1995年のプレイステーション発売あたりまでを描いたドキュメンタリー。
個々のゲームソフトではなく業界に視点を当てた内容で、
関連企業がどのような動きを取ったかを知ることができる。
特にゲームが人々を惹きつけ、産業として発展していく様子や
1980年前後のアタリショックに至る流れは
かなり丁寧に描かれており、当時の様子がリアルに伝わってくる。
ただ、なぜかファミコン以降の流れがやけにあっさりで、
大流行したスーパーファミコンやゲームボーイに触れることなく
メガドライブとプレイステーションだけを簡単に紹介して終わってしまう。
焦点を当てる話題が妙に偏っているのは残念だが、
50年ほど前のゲーム業界の発端が垣間見れる資料映像。
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