厄介な子供たちの面倒を引き受けた2人のベビーシッターが
いろいろなトラブルに巻き込まれていく話。
「ホーム・アローン」のベビーシッター版といった作風で
ちょっとしたきっかけから次々と問題が広がっていき、
子供たちだけでなんとか収拾しようする内容。
規模が大きく深刻な事態にどんどん発展していくので
目を離す暇がない緊迫感が最後まで続く。
トラブルに対処しつつも
それぞれが悩んでいたことが解決するという
伏線が回収される気持ち良さがあるし、
各キャラクターにきちんと見せ場があるのが素晴らしい。
最後のスタッフロールまで微笑ましい気持ちになる。
結構な数の登場人物をうまく活かし、
高い満足感が味わえる見事な筋書きに仕上げた良作。
【関連作品のレビュー】
ベビーシッター・アドベンチャー(1987年公開版)