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ある人質 生還までの398日

内戦で荒れるシリアに出向いたカメラマンの男性が
過激派組織に拉致され、拘束された日々を描いたもの。


タイトルによって生還の可不可と
時期が明かされているのは非常に残念だが、
監禁されている場面ばかりで退屈しないよう
交渉人や家族側の様子をうまく交えて構成されている。


人質として扱われて尊厳を失っていく過程や
行く末がどうなるかわからない怖さと不安が
生々しくリアルに描かれている。


実話を再現しながらも
映画としての没入感が味わえるように仕上げた作品。


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