父が持っていた牧場を引き継いだ兄妹たちの身の回りで
不可思議な現象が起こり始める話。
何を描きたいのかまったく読めないまま
相当にスローペースで展開し、
１時間が経ったあたりでようやく方向性が見えてくるも
それ以降もひたすら思わせぶりでじれったい描写が続く。
危険を冒してまでて撮影したがる主人公たちの感情も理解できないし、
敵側も見た目が派手な割に頭が悪くてモヤモヤする。
意味ありげに描かれたいくつかの場面も
結局何の関係があったのかと思ってしまった。
小１時間に収まるような短い筋書きを
２時間を超える長さに薄く伸ばしたような内容で、
シャマラン監督のハズレ作品を観たときと同じような
肩透かしで残念な気持ちを味わわされた。
