銀行強盗を起こした犯罪者たちが
救急車を奪って逃亡しようとする話。
多くの場面がカーチェイスで占められ、
ドローンを使用したダイナミックな映像が観れるものの
一般車に紛れて行方をくらませるというわけでもなく
序盤から常に警察にマークされているし、
舞台が救急車である必要性が薄かったように思う。
やけに多い登場人物にもあまり意味が見出せず、
人々を傷つけた犯人を助けようとするやり取りも含めて
妙に甘い人間関係も中途半端で感情移入できなかった。
同じような展開が続くばかりでテンポが悪く、
爽快感よりも疲れを感じるアクション映画だった。