猫の世話役として泊まり込んでいた視覚障害者の女性が
遠隔でサポートするスマホアプリを通して
屋敷に侵入してきた者たちに対抗しようとする話。
目が見えない主人公がビデオ通話による支援を受けながら
過酷な状況を突破するという設定は非常に面白いが、
主人公の性格が悪すぎて感情移入できないのが致命的。
侵入者たちが悪者なのは妥当だが、
主人公まで性悪である必要はなかったように思う。
方向性のハッキリしない筋書きで
どういう面白さを描きたいのかよくわからない仕上がり。
視覚障害という設定だけで斬新なわけだから
あとはもっと素直な展開で楽しませて欲しかった。