別居中だった父を頼って田舎に引っ越した少年が
友達と訪れた山の中で奇妙な物体を見つける話。
タイトルにある「それ」が何なのかと思ったら
あまりに直球だったので逆に驚かされた。
普通なら恥ずかしすぎて企画段階で却下しそうな内容を
誰も止めないまま作ってしまったという印象。
筋書きも演技も映像もあくまで子供向けといったクオリティで、
30分の特撮番組ならともかく、
映画としてはとても耐えられないレベル。
その割にラストシーンは妙にグロテスクだったりして
どの層をターゲットにしたいのかよくわからない作品だった。