物体を離れた箇所に転送できる
画期的な装置を発明した科学者が主人公のホラー。
いくつかの問題を乗り越えつつ、
遠隔地への瞬間移動を完成させたのだが、
主人公自身が転送試験をしようとしたときにハエが紛れこんでしまう。
1986年の名作で、展開が非常に面白い。
今観るとコンピューターはやや古臭いが、
それ以外は特撮も含めてかなり優秀。
特に徐々に主人公が変異していく様子は本当に素晴らしい。
直接的にグロテスクなシーンも結構あるが、
それらもすべて恐怖の雰囲気を盛り上げてくれる。
登場人物は限られた数人だけだし、ストーリーも単純なのだが
「どうなってしまうのか」が気になって仕方がない。オススメ。