「デッド・ビギニング」に続くシリーズ5作目で、
若者たちが拘束されている留置所に
殺人鬼の集団が襲撃してくる話。
今回はいつもの奇形の一味に
凶悪な男が加わっている新しい構成となるが、
全体的にメイクやセットはチープだし、
映画としてもこじんまりしていて迫力不足。
殺人鬼たちとの攻防が味わえるような痛快さや緊迫感がなく、
ただ順番に殺戮するシーンが描写されるだけ。
保安官も含めて登場人物の頭が悪すぎるのと
町に人通りがなさすぎる点など不自然な部分も多い。
ホラー映画の何が面白いのかを
よくわかっていない人が撮ったような仕上がりで、
観ていてかなりウンザリする駄作だった。
【関連作品のレビュー】
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