サッカーに興味はあるものの友達がいないせいで
毎日ひとりでドリブルテクニックを磨いていた少女が
同じクラスの男子生徒と一緒に練習するようになる話。
対人能力が極端に低いために周囲との接触を避けていた主人公が
サッカー部の少年のおかげで
誰かと一緒にプレイするチームスポーツの楽しさを知るとともに
コミュニケーションを取る勇気が芽生えていく展開が心地いい。
題材はサッカーだがスポーツものではなく
数人の中学生がひと回り成長する青春もので、
読めば読むほどたまらなくグッとくる場面がある。
一見、子供向けのような幼稚に見える作風だが、
キャラクターやストーリー展開の完成度は素晴らしく、
全2巻というボリュームながら心に残る内容だった。
