アメリカの小説「ジャック・リーチャー」シリーズの
一作を実写映画化したもので、
立体駐車場から5人の通行人を狙撃した無差別殺人において
謎の男ジャック・リーチャーが真相を追う話。
トム・クルーズの風貌と気の利いたセリフで、
序盤からジャック・リーチャーの魅力にハマる。
ひとつの事件をじっくり解いていく感じなので、シリーズ化して欲しいところ。
ただ、基本的に正義感が強くまっとうな人物なので、
「アウトロー」という邦題は内容に合ってなくてイマイチ。
徐々に敵を追い詰めていく様子は迫力だったが、
終盤の戦いぶりはあまり惹かれる部分がなく、
期待していたほどの決戦にならなかったのが残念。
ラストだけにもう少し盛り上げて欲しかったところ。
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK