子供の悲鳴エネルギーを回収する会社で、
人間の女の子を元の部屋に戻すためモンスターたちが奮闘する話。
ドラえもんの「どこでもドア」と同じようなシステムで、
さまざまな子供の部屋に出現して怖がらせようとするモンスターだが、
実は子供たちとの接触を何より恐れている、という設定が面白い。
成績で争う営業マンのような雰囲気で、
会社員を風刺しているようなノリがある。
肝心の人間の子供があまりかわいくないのが難点だが、
主人公サリーの毛のフワフワ感は見事。
ドタバタコメディという感じで進んで行くが、
後半の盛り上がりは素晴らしかった。
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