作者が大きな資産をつかめるようになるまでの流れを書いたもの。
資産運用や投資に関して勉強になるかと思って読んでみたが、
非常に内容が薄く、得られるものがない本だった。
基本的には作者が歩んできた人生をまとめた自伝で、
飽きっぽくてすぐに挫折する生い立ちは読んでいてウンザリだし、
成功のきっかけになった部分も
結果オーライで運がよかっただけのように思う。
他人にとって教訓にしにくい要素ばかりなので
いかに儲けたかという自慢話の域を越えられていない。
200ページしかない本なのに
実際に不動産投資の話が出てくるのは半分を過ぎてからだし、
読んだ分量に対してリターンが少なすぎる本。
教訓として読むならもっといい本がいくらでもあるだろう。