さまざまなゲームを手掛けてきた株式会社サイバーコネクトツーが
ゲーム開発の主要な職種であるゲームデザイナー(プランナー)、
アーティスト(デザイナー)、プログラマーに関して説明したもの。
PowerPointのデータをそのまま製本しただけのような印象で
プレゼンターが口頭で説明するような解説が抜けており、
各ページの情報量が非常に簡素。
ゲーム業界を目指している人向けのはずだが、
内容があまりにも浅く、得られるものがなさすぎる。
すでに専門学校などで勉強している人には常識的な情報ばかり。
アーティストの項目に関しては
デザインではなくモーション付けの内容ばかりだし、
掲載されているQRコードからYouTube上の動画を観ないことには参考にならず、
本の内容だけで完結していないのもひどい。
まだ専門的な勉強を始めていない高校生ならともかく、
実際にプログラミングやデザインの勉強をしている人なら
わざわざこの本を読む必要がない。
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