「イングランド銀行を潰した男」という異名を持つ投資家、
ジョージ・ソロスの人生を描いたマンガ。
伝記マンガとしてのデキが相当にイマイチで、
第2次世界大戦やユダヤ人に関する歴史的知識や
金融関係の知識がないと意味がわからない部分が多い上、
説明がなく次々と場面展開していく雑な造り。
何が起こったのか、どういう手腕を発揮したのかなどが読み取れず、
いつの間にか時間が過ぎ状況も変化しているという
意味のわからないマンガになってしまっている。
資産運用に関して何か参考になるものがあるかと思ったが、
資料としてもマンガとしても読む価値のない1冊だった。