紀元前という大昔を舞台に、
スパルタの国がペルシアからの服従を嫌って
わずか300人で戦いを挑む話。
最初の戦いまで45分ほど待たされるのは辛いが、
大きな盾と武器を持った筋肉隆々の体の男たちが
次々と敵を倒していく様子は非常に迫力がある。
突っ込んでくる敵を跳ね飛ばしながら倒していくだけなのだが、
それでもいろいろなバリエーションのアクションが見られる。
ただし、スローモーション演出が多用されているので、
半分以上はゆっくり進む場面を観ているように思う。
アクション以外の場面も多少は展開されるが、
結局はスパルタ人の誇りや意気込みを表現する程度でしかなく、
ストーリーを楽しむというよりも
あくまで戦闘シーンを観るための映画と言える。
肉弾戦を中心とした汗臭いバトルを楽しみたい人向け。