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年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち (中経の文庫)
KADOKAWA / 中経出版 (2016-05-16)
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年収の大小よりも、その使い方によって
幸福感や人生の安定度が変わることを説明したもの。

資産運用の必要性を説くチャプター1、2は初心者にとってもわかりやすく、
勉強をしてきた人にとっても
復習となるような納得できる内容が多かったが、
チャプター3以降はどうにも偏った内容になってしまった。

FXや株式の短期売買のような投機はともかく、
インデックス型の投資信託のような初心者向けのものも含めて
株式投資を一気に切り捨ててしまう言い方は荒っぽいように感じる。
「投資の本質はゼロサムゲーム」と言い切ってしまうのも
中長期型の投資を想定すると正しくないはずだ。

チャプター4の途中で「最適な投資対象や投資手法は、
人それぞれ異なります」と書きながら、
紹介される成功事例は不動産投資ばかりというのも中立でない印象。
「不動産投資のマーケットは、完全に素人のマーケット」と言いつつも、
チャプター5を読む限り、初心者には
物件の見極めや予算の確保が非常に難しそうに見える。

著者自身の主張があるのはいいのだが、
資産運用の初心者向けというポジションの書籍でありながら
妙に偏った説明の仕方はかなり気になるところ。
投資に関して詳しくない人が最初に勉強するなら
超簡単 お金の運用術」あたりを読む方が参考になるだろう。

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