人それぞれの持つ特色を
うまく見つけるためのアドバイスを書いたもの。
本書の「才能」とは生まれながらに格差のある能力、という意味ではなく
人それぞれが持つ強みや適した方向性を指しており、
自分の力が存分に発揮される分野をうまく見つけよう、というテーマの本。
例となるエピソードがたくさん含まれ、
フォントが大きく文章の少ないページも多いので短時間で一気に読めるが、
肝心なことをなかなか言わないなど、引き延ばし感があって中身は薄め。
要は的確な自己分析を促すアドバイスなので
それがすでにできているかどうかで本書の価値が変わるだろう。