最近、新卒の就職活動で増えてきた、
「グループディスカッション」という審査方法について書かれた就活対策本。
グループディスカッションについて
丸々1冊を費やして解説している本というのはかなり珍しく、
雰囲気や時間配分、役割分担などの
定番の流れを知らない人にとっては非常に心強い。
実際に学生同士でディスカッションしている様子を文字に起こした部分もあり、
それに対しての評価もこまめに挿入されているので
どういった発言に対して、
どういう印象が持たれているのかが客観的に見れて良い。
もちろんグループディカッションのスキル向上は
ただただ実践練習をすることであり、
この本を読んだだけで実力が上がるわけではない。
しかし学校や就活仲間で練習する機会があるなら
その際の参考書としてこの本を脇に置いておくといいだろう。