地球を脅かす宇宙怪獣と戦うため、マシーン兵器の訓練をする
沖縄女子宇宙高校の女子高生が主人公のSF作品。
テニスマンガの「エースをねらえ!」をモチーフにしており、
劣等生の主人公がその素質をコーチに見出され、
多くの努力をして成長していく流れとなる。
序盤はパロディ色が強く、露出度の高いコスチュームも含めて
そう大きな魅力はないのだが、
3話目あたりからぐっとシリアスになり、
父を亡くした主人公の想いや
高速で移動する者は時間の進むが遅くなるという
「ウラシマ効果」をうまく活かしたシナリオが続く。
1話30分という長さに深いストーリーが込められており、
非常にテンポのいい展開と優れた演出が見事。
何度観ても素晴らしく感動するデキで
1988年の作品だが、今見てもまったく色褪せない。強くオススメ。
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