鈴木健也の短編集。
収録作品
●水槽の街
●虫の味がする
●ジゼルとエステル
●ロズリーヌ・フラウの肖像
●淑女はドレスに着替えない
●少女というより痴女だった
●友達だなんて思ってないんだ
丁寧ではあるが、背景が人物と同程度に濃く描きこまれているせいで
ややうるさく感じてしまう絵柄は好みが分かれるところ。
それぞれの作品の設定や登場人物はいいのだが、
ストーリーがブツ切りで終わる印象があり、非常に消化不良に思える。
まさにここから、というところで中断するように終わるのは合わなかった。