人付き合いの苦手なシステムエンジニアの青年が
毎週届く「お取り寄せ」に酔いしれる話。
手に入れた物産の素晴らしさを主人公が幸せそうに語る様子が面白く、
本当においしそうなのも良い。
しかも登場する物産が実在のお取り寄せというのが素晴らしく、
読んでいると自分もその商品を取り寄せたくなってしまう。
お取り寄せにかける熱意は尋常でないのに、
一般の人が惹かれるような内容にまったく興味がない設定も楽しい。
ネットスラングがちょくちょく出てくるのが鬱陶しいが、
読んでいて嫌な気分になるところがなく、
気軽に読めて幸せになれるマンガ。読んでいるとお腹が減って仕方がない。