やや古い映画だが、今観ても面白い。
かなりの資産家である主人公があるトラブルに巻き込まれる話。
たわいもないやり取りの中、1枚のカードを受け取り、
徐々に違和感を感じる気配が漂うのだが、
開始25分あたりから一気に展開が激しくなる。
そこから1時間半、主人公も観てる側も意味がわからないままで、
一体どうなるんだ、という思いで目が離せなくなる。
最後の5分で一気にカタをつけ、
事態が瞬間的に収束していくのは見事。
観終わった後、途中に出てきた人物と同様、
CRSという略語を聞けばニヤリとしてしまうだろう。