ホテルに泊まったはずの女性が
戦国時代の織田信長のもとへ飛ばされる話。
とぼけたキャラクターの現代人が
織田信長の目の前に現れるという設定は新鮮だが、
現代と戦国時代を何度も行き来する必要性が見えてこなかった。
現代の知識や品物を役に立てるわけでもないし、
主人公が織田信長の前に現れた意味が感じられなかった。
また、主人公の結婚に関する話題もなんら関係がなく、
現代と戦国時代がまったくバラバラの話になっている。
ただホテルが本能寺に通じるという設定だけに頼っていて、
それ以上の発展が何も見えてこず、
やたら中身が薄っぺらい作品だった。