「天使と悪魔」につづくシリーズ第3弾で、
数日間の記憶を失った状態で目覚めた教授が
ダンテの神曲をモチーフにした手がかりを解いていく話。
神曲にもっと絡めた筋書きなのかと思いきや
取ってつけたような要素ばかりで関わりが薄い。
肝心の謎解きにもカタルシスを感じる部分がなく、
リアル脱出ゲームをしている人を眺めている程度の印象。
登場人物たちの動機も強引で納得しにくいし、
マンネリ化してしまったような平凡さを感じた。
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