お笑いコンビ、マシンガンズの滝沢秀一が
副業として携わるゴミ収集員の仕事の日々を描いたもの。
本人の経験談をもとに妻がマンガを描いているようだが、
マンガとしてのクオリティは低く、
特に序盤は読みづらい点が目に付く。
読み進めるにつれて徐々に慣れ、
ゴミ収集の大変さや分別に対する知識など
あまり知られていない分野が面白くなってくる。
ゴミ出しの状況から読み取れる人間の行動パターンや
回収したあとの処理のされ方などは
これからもゴミを出し続けていく我々にとって教訓になる。
Kindle版の後半はこれまでのTweetをひたすら転載しただけのもので、
大部分は前半のマンガですでに描かれた内容のため、
あえて読み直す必要性や新鮮味が感じられず、残念な構成だった。
非常に身近なゴミに関する話でありながら
新しい知見がいろいろと得られるコミックエッセイ。