実在する2名のテニス選手を扱った作品で、
常に冷静沈着なビヨン・ボルグと
周囲に悪態をつきまくるジョン・マッケンローとの対決を描く。
選手の見た目や性格は非常にうまく再現されていると感じるが、
当時を知らないためか2人に対して感情移入ができず、
肝心の試合が始まってもあまり興奮できなかった。
また、実際の試合が4時間近くも行われた関係か、
作中ではダイジェスト的に展開されてしまうので
試合の駆け引きや盛り上がりに関してもあまり伝わってこなかった。
彼らのことを知っているテニスファンにはいいかもしれないが、
映画としては没入感が低く、イマイチ楽しめなかった。