思い悩む高校生たちが住む田舎町に
ゾンビの感染が広がっていくミュージカル映画。
ゾンビものとミュージカルを結びつけた新鮮な作風や
登場人物たちの歌声は素晴らしいが、
映画としてはあまりにも単調で薄っぺらいデキ。
ゾンビがやたらと弱くて迫力に欠ける上に
あっさり噛まれてしまう主人公側の不注意も目に余る。
人間関係がイマイチ伝わってこないし、
何を目指して行動しているのかもよくわからない。
ゾンビに襲われる世界の中で歌うという
インパクトだけに頼った作品で、
全体的にどこかで見たような展開ばかりで退屈だった。