絶大な人気を誇ったイギリスのシンガー・ソングライター、
エルトン・ジョンの半生を描いた伝記映画。
エルトン・ジョンについてほとんど知らないため、
各場面や登場人物を見ても感激するようなことはなかったが、
歌やパフォーマンスは素晴らしくて惹きつけられるし、
ミュージカル調のシーンも満足度が高い。
ただ、映画としてはトントン拍子で売れていく前半は
サクセスストーリーとして痛快だったものの、
中盤以降の主人公の自分勝手な振る舞いで
一気に感情移入できなくなってしまった。
ミュージックビデオとしては楽しめるが、
映画としてはそこまで面白くなかったのが残念。
あくまでエルトン・ジョンのファン向け。