苦労して居場所を見つけたテロリストに向けて
ドローンからミサイルで攻撃するかどうかを
議論するイギリス司令部を描いた話。
現代の戦争のやり方をリアルに表現した作品で、
兵士や戦車を現地に乗り込ませるのではなく
ただひたすらドローンからの映像を見ながら
どう攻撃するかを話し合う筋書きが新鮮。
地味な絵面がひたすら続きそうな設定だが、
緊迫感を途切れさせないよううまく工夫されており、
ドローンからの映像を見ながらハラハラできる。
テロの被害を防ぐために人命を天秤にかける様子や
誰もが人殺しの責任を負いたがらない様子は
いかにも実際にありそうな場面でリアルに感じた。
これまでとは違う新しい切り口の戦争映画。