1年のうち1晩だけアメリカ国内に設定される
すべての犯罪が許される日の話。
人々の憂さ晴らしのために
殺人まで許容される日を用意することで
犯罪率や失業率の低下など社会の浄化効果があるという設定は面白いが、
主人公の家族が妙に甘い考えばかりで観ていてストレスがたまる。
積極的に殺人に繰り出せとは言わないが、
家族が危機に陥っている状況なのにもかかわらず
相手を傷つけたくないという
正義感を突き通すのは無理がありすぎる。
異常な状況下で家族が奮闘する姿を期待したが、
どうにも消化不良でイライラする内容だった。