３人の女子高生がアニメを作るために映像研究同好会を起ち上げ、
部活動について強烈な支配力を持つ大・生徒会に挑む話。
必ず何かしらの部活動に入らなければならないという校則のもと、
ありとあらゆる部が存在するという世界観が新鮮で、
想像の域を超えた妙な部活動が次々と登場するのが面白い。
主人公３人が登場するシーンよりも
他の部員や大・生徒会のやり取りの方が見どころ。
映像研の活動中に描かれる特撮映像もクオリティが高く、
空想上の話やイメージがそのまま映像化されるのも素晴らしい。
正論で詰め寄ってくる大・生徒会の尋問に対して
雄弁や詭弁でうまく乗り越えていく場面も見どころ。
乃木坂４６のメンバーを客寄せパンダにした雑な作品かと思いきや、
主役３人ではなく世界観の方を前面に押し出した良作だった。
【関連作品のレビュー】
映像研には手を出すな！（実写映画）
映像研には手を出すな！（テレビアニメ）
