テレビドラマ版の続編で、
多すぎる部活動を統廃合しようとする大・生徒会の指導を避けるため、
映像研がロボット研究部と手を組む話。
冒頭20分間がこれまでの振り返りに使われており、
テレビドラマ版を観た人にとっては退屈だし、
映画版から観た人にも意味がわからないので
結局どちらの立場にとっても存在価値が薄い。
また、1話30分でテンポよく楽しめたドラマ版に対し、
似たような筋書きをただダラダラと見せた印象。
新しい刺激や予想外の展開もないし、
浜辺美波が演じる気象研究部の晴子も
何のために登場したのかわからず余計に感じた。
テレビドラマ版がなかなかの良作だったのに
期待させた映画版が蛇足的な仕上がりだったのは残念。
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